一橋大学男子バレーボール部のブログ

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新入生向け履修紹介(経済学部編)

みなさんこんにちは。本ブログ2度目の登場になる経済学部新2年の島田寧桜(もう読めるよね名前)です!

 

今回から履修の組み方についての説明編が始まります。次回以降は、商学部社会学部、法学部の順番に公開されるらしいです。初回ということで、履修にまつわる説明も最初にしようと思います。今回はちょっと長いかも。


前回のブログでもそうですが、何かと初回は僕に任されるのはなんなんでしょう。笑

 

そんなことはさておき、早速本題に入っていきましょうか。今回の構成は、


I.)単位ってなに?
II.)取得単位数の上限について
III.)成績評価について
IV.)経済学部の履修について


の4本立てとなっております。

 


I.)単位ってなに?

僕は入学時、よく大学生から聞く「単位」についてよく分かってませんでした。中高にもそういう概念はあったらしいのですが、なんだかんだテストでどんな点数を取ったとしても卒業させてもらえますし、あまり意識してませんでした。

 

「単位」とは、ざっくり言うと週あたりの授業数のことです。例えば週あたり12コマの授業を取っていたとすると、それを1ターム(1学期分)一通り受講し、各授業で認められる基準を満たすことで、「単位取得」と認定され、12単位獲得したことになります。やったね。
ちなみに、単位に関するスラング(略語?)として、以下の3つはよく聞くので覚えておくといいと思います。

 

フル単...当該期受講した授業全ての単位を取得すること。
落単(らくたん)...単位を落とすこと。
楽単(らくたん)...単位取得が容易(と言われる)授業のこと。
※「らくたん」は場面によって意味が変わる

 


II.)単位取得数の上限について

一橋大学の卒業に必要な単位数は、124単位です。
あ、じゃあ毎日5講義ずつ、1ターム25単位取れば、(一橋は春夏秋冬の4ターム制なので)1年と、2年の春学期まで頑張ってフル単すれば卒業要件満たしてあとは遊んで暮らせる!夢の大学生ライフ!!!


...そんな甘い話はありません。それだともちろん忙しすぎてフル単は難しいでしょうし、そもそも年に44単位まで、1ターム14単位までしか履修登録できません。ですから、大抵は1ターム11単位(=44÷4)を目安に履修計画を立てます。

 


Ⅲ.)成績評価について

秋学期中と春休み中にそれぞれ、春夏学期の成績と秋冬学期の成績発表が行われます。成績にはA+〜C、そしてFの5種類あり、前者は合格、後者は不合格と認定されます。

成績評価は相対評価絶対評価を同時採用しており、教授や講師によって認定方法はちがいます。(詳しくは授業ごとのシラバスをご確認ください。)A+では4.3、Aは4.0、Bは3.0、Cは2.0、Fは0とGPAの基準点が設けられており、前期と後期の基準点の平均GPAとして、算出されます。GPAは各種コースやゼミ選考の判定材料となります。

 

ちなみにですが、他大学はGPAを最高値(一橋で言うA+)が4で計算されるところが多いので、「GPA3.9なんだよね〜」と言うと他大学の学生には驚かれるなんてこともあるみたいです。笑

 


IV.)経済学部の履修について

では、具体的に履修について見ていきましょう。

 経済学部の履修する授業科目は、とりあえず①経済学部・100番台コア科目②経済学部・200番台コア科目③PACE④数理情報科目⑤外国語科目⑥その他に分かれていると考えてください。1年生の春夏学期では主に①④⑤⑥について自分で履修を組む必要があるので、そちらをメインに説明します。

 

①経済学部・100番台コア科目

 学部の授業の導入的位置付けの科目です。基本的に春夏(秋)学期のうちに全て取りきってしまった方が良いです。秋冬学期で②の科目を取っていくことになるからです。授業としては「経済学入門」「経済史入門」「統計学入門」が該当します。このうち、経済学入門と統計学入門は自動的に履修登録がなされているのでそれに従って授業を受ければ大丈夫です。

 一方、経済史入門は自分で履修を組む必要があります。本年度は3種類開講されていますが、担当教員によって専攻地域が異なります。具体的には次のようになります。

・森 宜人→ヨーロッパ(特にドイツ)経済史がメイン。高校で世界史をやっていた人ならその時の知識と結びつけることが出来て楽しいと思います。ちなみに授業の中で「コンテクスト」という言葉を頻繁に用いるですが見覚えありませんか?

 

 ・Matthew Z. Noellert→我々の代(2・3年)で担当されていなかったので詳細は不明ですが、シラバスを見ると世界史寄り、東洋も西洋も含めた包括的な内容になっていそうです。

 

・友部 謙一→日本(特に江戸時代以降)経済史がメイン。高校で日本史をやっていた人なら知識はある程度活きると思いますが、その時の内容を用いてレポートを書くのを禁止しています。レポートの評価は厳しいですが、その分しっかりと教えて頂けます。

 

④数理情報科

 一橋は文系単科大学ですが、これらの科目も存在します。経済学部の授業は数学の知識を使う科目が多く、また進級要件にもなりますので、取っておくと良いでしょう。春夏学期は「微分積分Ⅰ」「線形代数Ⅰ」を取ると良いと思います。微積は高校の数Ⅲレベルのもの、線形代数は主に行列を扱うことになります。基礎から丁寧に教えてくださるので身構えなくても問題ないです。なお、「集合と位相Ⅰ」という科目もありますが、春夏に取ることはおすすめしないです。割と難しいからです。
ちなみに僕は春夏に集合と位相Iを受講して終盤で訳わかんなくなりました。


 また、「確率」「統計」という2科目と「確率・統計」という1科目がありますが、前者は全学共通科目、後者は経済学部科目という分け方をされます。履修する場合は後者を履修することをおすすめします。

 

⑤外国語科目 PACEの他に、外国語科目を履修する必要があります。進級には8単位(ほとんどの場合2単位×4科目)必要です。経済学部は第二外国語が必修では無いため、英語だけで全て埋めることも出来ます。ただ倍率がとんでもなく高いです(普通に5倍を超えたりします。ある意味入試より難関です)。抽選に落ちまくって進級単位が足りないということも起こりえてしまうので、どれでもいいので必死に抽選に出しまくると良いでしょう。

 

⑥その他 大きく括ってしまいましたが、これまでの科目だけだと春学期、夏学期各6~10単位程度に落ち着くと思いますが、もう少し受講して11-14単位に収めておくと安心なので、一般教養科目(通称「般教(パンキョー)」)として心理学や現代経済史など、興味のある分野をシラバスでチェックしておくとスムーズに履修を組めると思います。


以上が経済学部の履修の組み方になります。

 

もちろんこれらだけでなく、自分の興味のある科目をどんどん履修していくと良いと思います。ただ、数理科目、外国語科目は抽選がマジで当たらないのでこれだけは早いうちに要件を満たしてしまった方がいいと個人的には思います。

 

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