一橋大学男子バレーボール部のブログ

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オタク趣味に年100万近く使った話

こんにちは。3年生の田中佑弥です。まずは瀬賀くんに習って自己紹介から始めます。

 

名前:田中佑弥

学部:商学部

学年:3年

出身高校:新潟県立高田高等学校(新潟)

身長:171cm

ポジション:アウトサイドヒッター

趣味:ハムスターを愛でること

 

再びステイホームとなってしまい、春休みを満喫できませんね。昨年の今頃何をしていたかなと振り返ると、自動車の免許を取得しに行っていました。いつになったら平和な日常が戻ってくるのかは分かりませんが、いつかみんなで楽しく飲みに行ける日が戻ってくるといいなと思います。

さて、今回のブログでは「オタク趣味」についてお話ししたいと思います。皆さんはオタクと聞いて何を思い浮かべますか?よくあるのは、秋葉原でチェックシャツを着て大量のポスターを抱えながら歩き回っているイメージでしょう。

 

 

 

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まさにこんな感じ。

ですが、実際このようなタイプばっかりではありません。普通の格好の人もいますし、陽キャなんじゃないかと思う人も(極稀に)います。

 

僕が本格的にオタク趣味に目覚めたのは高1に遡ります。それまでずっとアニメや漫画が好きでしたが、ひょんとしたきっかけで「声優」という人たちに興味が湧き、そこから沼にハマりました。具体的な名前を出してしまうとエゴサしたオタクさんに見つかってしまいそうなので伏せますが、仮に「Iさん」としましょう。そのI口さんに夢中になり、見事にオタクの仲間入りを果たしました。携帯の壁紙はオタク画像、SNSのアイコンやパズドラのユーザー名もオタク、自分の部屋の壁紙にはポスター、思い出すと黒歴史しか出てこなくて笑っています。姉にはキモいと言われ、母には泣かれ、それでも僕はオタクを貫いていました。そんなオタク趣味は、知らないうちに僕の人生を変えるきっかけになっていきます。高校3年になって本格的に進路を考えることになった時期。僕は当時、新潟から近いT北大学を志望していました。そんな中でふと思いました。

東京の大学に行って秋葉原でオタクしてえなぁ」と。

そこからの決断は早かったことを覚えています。担任の先生に話をつけ、第一志望を弊学へと変更し猛勉強を開始しました。親には「自分はもっと上を目指せる」という理由を提示しました。オタクするために東京行きたいなんて母親が知ったら、本気で泣かれそうだったので。それからの1年間は、あまりよく覚えていませんがとりあえず勉強していました。本当にやりたいことをめざす時の人間の根性はすごいもので、今までの高校生活を部活とオタクとパズドラに捧げていた人間が、全てを勉強に回し邁進しました。勉強、勉強、勉強、息抜きでオタク、勉強。そのルーティーンを1年続け、無事に大学に合格し上京しました。

 

4月から始まった大学生活は、部活、オタク、バイトの3要素で構成される薔薇色の日常が待っていました。幸運にも部活の先輩には同じオタクの方々も多く、公私共に本当にお世話になりました。ありがとうございます。扶養ギリギリまで稼いだバイト代も全てオタクに溶かし、週末はイベント、ライブ、ラジオの公開録音、試写会に通い詰める日々でした。I口さんのファンは一回り上の世代が多く、多分ですが顔も覚えてもらっていたというマウントだけは取らせてください。思い返せば本当に楽しく充実した日々でした。こうして青春を捧げたオタク活動ですが、1年ほど前に一区切りをつけ界隈からは消えました。詳細はここでは書けないので、気になる方は個別でご連絡ください。多分想像の5倍くらい面白い理由です。

 

僕がこのお話を通して伝えたかったことは、「何かに全力打ち込むこと」の面白さと大切さです。世間からは煙たがられがちなオタク趣味ですが、僕は得られたものは多かったと感じています。オタク趣味に打ち込まなければ今の自分はいませんし、大学でお世話になっているたくさんの人たちとの出会いもなかったでしょう。何かに打ち込むことは、結果に関係なくその行為自体に価値があるし、自身の糧になります。多くの経験と、多くの学びと、達成感も感じられるでしょう。このブログを読んでくださっている新入生の皆さんも、ぜひ大学生でなにか一つでも全力で打ち込めることを見つけて欲しいなと思います。バイトに打ち込む、ひたすら大学の勉強をする、料理を極める、なんでもいいので見つけてみてください。

 

あまり詳細は触れませんでしたが、僕が大学生活で打ち込んだものはオタク趣味だけではありません。「部活動」にも全力で取り組んでいます。部活の魅力は他の部員がたくさん書いているので、他の記事を覗いてみてください。部活動には、素晴らしい仲間と一緒に、全力でコミットできる環境があります。部活動を通して、必ず実りある4年間を送ることができるでしょう。少しでも興味を持っていただけたら、ぜひお気軽にお声がけください。いつでもご連絡お待ちしております。

 

次の担当は同期マネージャーの藤山です。お楽しみに!

 

 

3年 田中佑弥